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25 2018

PAX3 [PAX Labs] ヴェポライザー レビュー

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PAX Labs(パックス ラボ)のコンダクション式ハイエンドヴェポライザー、PAX3(パックス3)のレビューになります。

以前から気になっていたハイエンド機の1つであるPAX3が、セールで安くなっていたので購入してみました。
一番人気のハイエンドヴェポライザーであるにも拘らず、国内ではあまり詳しい情報がありませんので、なるべく詳細にレビューしていきたいと思います。


開封してみよう

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今回購入したPAX3は、Complete Kitではなく「Device Only(Basic Kit)」です。
Device Onlyに含まれていない物は、「コンセントレートインサート、ハーフパックオーブンリッド、マルチツール、スクリーン*3」で、Complete Kitより$50安くなります。
シャグのみでオイルやワックスを使わないのであれば、$50高いComplete Kitを選択する意味はありません。Device Onlyと必要なアクセサリーを追加購入した方が安く上がります。

パッケージはガジェットっぽいシンプルなデザインで、浅く大きめです。
パッケージの本体カラーと中身の本体カラーは同じになっています。
正規品とクローン品を見分ける参考になるよう、パッケージを多めに撮影してみました。

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表面左上:"PAX3"ロゴ

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右上角:クリア封印シール

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底面

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UPCシール(アメリカ版JANコード)

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VOID封印シール

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パッケージ裏面

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製品の簡易仕様や内容物などが記載されています。

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PAX Appやメーカーについてなどが記載されています。

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スライド式のパッケージカバーになっています。

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マグネット付きのブックタイプパッケージです。
本体は保護フィルムに包まれていますので、輸入による長距離輸送でも安心です。

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蓋側のポケットにペーパー類が入っています。

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本体のトレイ(クッション材)を取り外すと、充電器とメインテナンスキットの小箱があります。

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内容物
  • PAX3 ×1
  • ライズドマウスピース ×1
  • 充電ドック ×1
  • クリーニングブラシ ×1
  • パイプクリーナー ×10
  • 簡易操作マニュアル ×1
  • Safety Guidelines&Limited Warranty ×1
  • PAXステッカー ×1

PAX3 のスペック

サイズ W30.5*H98.5*D21.5mm
重量 92.9g(フラットマウスピース)
材質 フレーム:アルミニウム
マウスピース:食品グレードのシリコン
食品グレードのプラスチック
バッテリー 3500mAh 内蔵リチウムイオンバッテリー
充電最大入力 5V-1A?
フル充電:約2.5時間(USB接続)
推奨充電環境温度:5-45℃
加熱方式 コンダクション方式(熱伝導)
温度範囲 プリセット:185,195,205,215℃
PAX Appで5番目のオリジナル温度設定可能
(175-215℃で1℃単位)
チャンバー 医療グレードのステンレス製
ノーマルオーブンリッド:0.35g
ハーフパックオーブンリッド※別売:0.17g
喫煙可能時間 3分間放置で自動電源OFF
8~10セッション
ヒートアップ:約20秒
保護機能 過充電保護
過放電保護
その他 バイブレーション
(クーリング開始時、設定温度到達時、ヒートアップ開始時など)
リップセンサー
ジャイロセンサー
PAX App対応(Bluetooth)
10年保証(発送はアメリカのみ)

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カラーバリエーション
ブラック/シルバー/ローズゴールド/ティール

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表面 / 裏面
マット塗装ではありますが、マット塗装の中では艶度が合い高めに感じます。
側面にスイッチ類は無く、とてもシンプルでスタイリッシュなデザインです。

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100円ライター / PAX3 / XMAX STARRY
握ると2cmほどはみ出す程度のスリム&コンパクトさで、ステルス性はかなり高めです。

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LEDインジケーター
PAXといえば、この花びら型LEDインジケーターが特徴的です。
4つのLEDで現在の状態や温度選択、バッテリー残量の確認やゲームなども出来ます。
モードやオリジナル温度設定の変更は、PAX Appを使用して行います。

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マグネット式充電端子 / PAX3ロゴ
デザインはアメリカのサンフランシスコで、生産は中国で行われているようです。

"PAX3"
"Designed in San Francisco"
"Assembled in China"
"シリアルコード"

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マグネット式充電端子 / 充電ドック
マイクロUSBのような差し込み式ではないため端子の破損や接触不良に強い反面、専用品のため破損や紛失をすると充電することが出来なくなります。
付属の充電ドックはケーブル一体型ですが、ドックとケーブル接続がマイクロUSB端子になった物がPAX Labsやサードパーティーから販売されています。
付属の充電ドックのケーブル部分の長さは約53cmです。

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コバンザメのようにパチンッとくっ付きますが、カバンの中でモバイルバッテリーによる充電を行う場合は、ゴムバンドなどを使用しないと外れてしまうと思います。

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充電中はバッテリー残量に応じた数の白LEDが点灯点滅します。
充電が完了すると、4つの白LEDが点灯状態になります。

メーカーの推奨充電方法は「PCのUSBへ接続」となっていますので、恐らく5V-1Aまでの対応だと思います。(USB2.0=500mA、USB3.0=900mA)


バッテリー残量
pax3_battery_0_25.jpg 0-25%
pax3_battery_25_50.jpg 25-50%
pax3_battery_50_75.jpg 50-75%
pax3_battery_75_100.jpg 100%(充電完了)

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上面
手前の細い隙間が吸い口のフラットマウスピースで、角を咥えるような感じになりますがとても吸いやすいです。
中心がマウスピース越しに押すスイッチになっています。
また、マウスピースに唇が触れているかを感知する、リップセンサーも搭載されています。

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マウスピースは嵌め込み式です。
吸い口に指を掛けて外すのですが、爪が短いと結構外し難いので、クリーニングブラシの柄の円部分を使うと傷付け難く楽に取り外せます。

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本体側もシリコンで、中央の"×"印内部にスイッチがあります。

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フラットマウスピース
材質は食品グレードのシリコン製で、どちらの向きで嵌めても使用出来る親切設計になっています。
中央の半球体でマウスピース越しに本体のスイッチを押す仕組みです。

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ライズドマウスピースもシリコン製で、中央の"×"印部分がスイッチになっています。
咥えるというよりは唇を当てる感じで吸うタイプのマウスピースです。

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ライズドマウスピース
フラットマウスピース同様、どちらの向きで嵌め込んでも使用出来るようになっています。
ライズドマウスピースは高さがあるため、スイッチを押すために補強で金属が入っているようです。

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下面

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オーブンリッド(蓋)はマグネット式で、端を押すと傾いて取り外すことが出来ます。

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初期状態でスクリーンがセットされています。
スクリーンは絶妙なサイズで引っ掛かっていますので、マウスピース側の煙道からクリーニングブラシを挿入して押し出します。

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スクリーン
表にパックスロゴのある、とても薄いスクリーンです。
磁性はありますので、SUS410かSUS430ではないかと思います。
サイズは、約W18.0*H8.5*D0.1mmです。
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ステンレスチャンバー(オーブン)
医療グレードのステンレス製で、サイズは約W19.0*H8.5*D10.0mmです。

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ノーマルオーブンリッド
高さ7.0mm

オーブンリッド(別売品)

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Sendy Vented Oven Lid 2.0 and Pusher Bundle adjustable pusher 3D Screen
NEW VAPE(日本への送料$108.21)のクローン品を、AliExpressにて$9.55(送料込)で購入しました。
プッシャープレートと3Dスクリーンのバリを棒ヤスリで落としておくと、クリーニングが楽になるのでおすすめです。

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Sendy ベントホール付きオーブンリッド 2.0
約8.5-13.0mmの高さ調整が可能な、ベントホール有りのオーブンリッドです。
ベントホール有り無し版共に、NEW VAPE本家で$35.0(送料別)で購入可能です。

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3Dスクリーン
純正スクリーンよりも均一な加熱と多くのエアーを取り込むことが出来ます。
純正スクリーンのようにチャンバーには固定されません。
サイズは、W17.7*H7.7*D1.3mmです。
NEW VAPE本家では$15.0(送料別)です。


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Half Pack Oven Lid Replacement Screens Kit Set
PAX Labsのクローン品を、AliExpressにて$2.63(送料込)で購入しましたが、現在は取り扱いが無くなってしまったようです。

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ハーフパックオーブンリッド
バリや隙間などが有りあまり出来は良くありませんが、オーブンリッドとしての機能に問題はありません。
高さは約12.5mmです。
PAX Labs本家では$12.99です。(日本への発送不可)

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本物 / クローン
サイズもほぼ同じで問題なく使用できます。
PAX Labs本家では3枚セットが$9.99です。(日本への発送不可)

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ノーマル / ハーフ / Sendy
高さ:7.0mm / 12.5mm / 8.5-13.0mm

ざっくりとですが、ノーマル:10分、ハーフ:5分、Sendy10mm:7~8分間美味しく吸えるシャグ量になります。


2018年08月31日追記
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純正ハーフパックオーブンリッド

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純正 / クローン

やはり純正品の造りは非常に良いです。(写真のクローン品はサンドペーパーでかなり整えた物です)
クローン品は取れないこびり付きやシャグが張り付きますが、純正品は材質や表面の仕上げが違うため、そのようなことは起きません。
また、喫煙後のオーブンリッド取り外しも純正品はスムーズです。

操作方法(使い方)

電源のON/OFF 1クリック
※3分間放置で自動電源OFF
pax3_heating_up.jpg ヒートアップ中
pax3_ready.jpg 設定温度に到達
設定温度変更 1.長押し
2.1回押すごとに設定温度変更
3.シェイクまたは長押しで完了
バッテリー残量確認 シェイク(本体を軽く振る)


使用中インジケーター
pax3_ready.jpg
READY
pax3_cooling.jpg
COOLING(水色
※Bluetoothの切断接続は青色
pax3_heating_up.jpg
HEATING UP


設定温度(プリセット値)
pax3_low.jpg 1. LOW(185℃)
pax3_medium_low.jpg 2. MEDIUM LOW(195℃)
pax3_medium_high.jpg 3. MEDIUM HIGH(205℃)
pax3_high.jpg 4. HIGH(215℃)
設定温度による 5. 175~215℃で任意に設定


バッテリー残量
pax3_battery_0.jpg
要充電:3回点滅
pax3_battery_0_25.jpg 0-25%
pax3_battery_25_50.jpg 25-50%
pax3_battery_50_75.jpg 50-75%
pax3_battery_75_100.jpg 75-100%


PAX App


 アプリにデバイスを登録 
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初めてアプリを起動するとWelcome.画面が表示されます。
GET STARTED」をタップします。
Continue」をタップします。
PAX3」をタップします。

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PAX3の電源をONにします。
PAX3をシェイクし青色LEDになるとBluetooth接続されます。
PAX3に名前を付けます。

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PAX Labsから製品情報などのメールを受け取りたい方は「Yes」を、必要の無い方は「No」をタップします。
Yes」をタップした場合はメールアドレスを登録します。
Continue」をタップして、アプリへのデバイス登録は完了です。


 製品登録 (PCからでもココで登録可能)
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左上の「(メニュー)」をタップします。
Help and support」をタップします。
Product registration」をタップします。

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サイトの表示言語を選択し、年齢確認にチェックを入れてから「CONTINUE」をタップします。
画面を下にスクロールさせて「Regiter Now」をタップします。
PAX Labsのアカウントを持っていない場合は「I'M NEW HERE」をタップします。
※以下、アカウント新規登録での解説になります。

pax_app06.jpg

名前、住所、電話番号、メールアドレス、パスワード、誕生日などをアルファベットで入力して「CONTINUE」をタップします。
登録する製品の選択、シリアルコード、購入日、購入店などをアルファベットで入力して「CONTINUE」をタップします。
登録された製品情報一覧が表示されます。


 アプリのホーム 
pax_app07.jpg

右上
バッテリーアイコン:バッテリー残量
鍵アイコン:デバイスのロック/アンロック

CUSTOMIZE DEVICE
LEDの明るさ調整
READY時のLEDの色
バイブレーションの強さ

VIDEO TUTORIALS
各種チュートリアル動画

PAX GAMES
LEDを使ったゲームが出来ます。

Send us feedback
PAX3やアプリの情報を添付したメールをPAX Labsに送信出来ます。

Rename device
デバイス名(PAX3)を変更します。

Remove device
登録済みのデバイスを削除します。


 モード 
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アプリホームをスワイプするとモードの変更が出来ます。
下部のゲージを左右にスライドして設定温度を変更すると、温度選択は5番目のオリジナル設定になります。

Standard(スタンダード)
30秒間PAX3を揺らさないとクーリングされ、低温(150℃)をキープします。
5~10秒間隔でスパスパと吸う場合は、このモードが適しています。

デフォルトのリッププレゼンスベースのブースティングと自動冷却。デフォルトのモーションベースのスタンバイ。
これはデフォルトのダイナミックモードで、デバイスはそのまま使用できます。
このモードは、一貫した蒸気生成とフレーバー保存のバランスをとります。

Boost(ブースト)
急速に温度を上げ、60秒間PAX3を揺らさないとゆっくりクーリングされ、低温(150℃)をキープします。
スタンダードよりも長く設定温度をキープし、より早くシャグを消化するモードです。

より積極的なブースティング、低速および低速の自動冷却、および高いスタンバイ温度。
このモードは、より多くの蒸気を望ましい温度設定で使用したいユーザーのためのモードです。
このモードは蒸気生成を最大限に最適化します。

Efficiency(エフィシェンシー)
温度をゆっくりと上げていきます。
低温でセッションを開始し、高温でセッションを終了する、IQのスマートパスのようなイメージです。
このモードを使用すると、温度選択は5番目のオリジナル設定になります。

セッション中のオーブン温度を上昇させます。デフォルトのブースティングと唇の存在による自動冷却。デフォルトのモーションスタンバイ。
このモードは、セッション中に温度設定を上げてセッションが進行するにつれてオーブンから多くを抽出したいユーザーのためのモードです。
このモードは、セッション中の一貫した蒸気生成を最適化します。

Stealth(ステルス)
急速な温度上昇やクーリングなどをせず、LEDを暗くしバッテリーの持ちを優先します。
15秒間PAX3を揺らさないとクーリングされ、低温(150℃)をキープします。

急速なオートクーリング、スタンバイ温度の低下、ブースティングなし、および薄暗いライトを使用して、ステルス性を保ってバッテリを節約します。
このモードは、最大限の裁量を必要とするユーザーや、オーブンをデバイスに描画していないときにできるだけ早く冷却したいユーザー向けです。
このモードでは、ドロー後の速やかな消耗を最適化します。

Flavor(フレーバー)
15秒間PAX3を揺らさないと急速にクーリングされ、低温(150℃)をキープします。
ゆったりとTVを観ながら、PCを操作しながらなど、フレーバーを長く楽しむ「ながら」吸いに最適です。

迅速な自動冷却とより多くのブースティングでフレーバーを最適化します。
このモードは、デバイスが最近取り出されていないときに、蒸気生産上のセッション中にフレーバーに優先順位を付けるユーザー向けです。
このモードはフレーバー保存とオンデマンド蒸気生成を最適化します。


 フレーバーモードの温度推移 
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PAX3から手を離し机に置きます。
READY:徐々に温度が下がります。
COOLING:15秒経過するとクーリングが開始され、150℃をキープします。
PAX3を手に持ちます。
HEATING:PAX3が揺れたことにより、ヒートアップが開始されます。

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READY:165℃くらいまで温度が上がります。
マウスピースに唇を付けます。
HEATING:リップセンサーが感知し、ヒートアップが開始されます。
READY:設定温度まで温度が上がります。

使ってみよう

味覚・臭覚には個人差や好みがあり、設定温度やシャグの詰め方によっても大きく変わります。
特にヴェポライザーはVAPEと違い、他人の感想はほとんど当てになりません。
あくまでご参考程度にお願いします。
たばこは20歳からです。加熱式であっても喫煙はおすすめしません。

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Che Shag(チェ・シャグ)
ヒュミドールによる加湿・保湿はしておらず、パウチごとジップロックへ入れての保管です。

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指でかなり押し込み多く詰めました。
チャンバーまでの距離が近く、浅い横長のチャンバーなので、径の小さい縦長チャンバーに比べ圧倒的にシャグ詰めが楽です。

スタンダードモード、185℃、ノーマルオーブンリッド、ノーマルスクリーン、フラットマウスピース
最初に感じたのは、今までに使用したミドルレンジのコンダクションとは「匂いが全く違う」ということです。とても煙草っぽく、とにかく滅茶苦茶良い匂いです。
一吸い目は少々熱いですが、舌焼けしやすい私でも大丈夫でした。
初使用前の儀式として、マウスピースを中性洗剤で洗い、チャンバーを無水エタノールでクリーニングしましたが、ゴム臭やプラ臭は一切しませんでした。

味は特別濃いという印象はなく程ほどではありますが、喫味はとても良く煙草らしさもあり妙に満足感があります。
チェ・シャグの辛味・酸味は控えめで、甘みが前面に出て非常に美味しいです。
CV3の190℃と吸い比べてみると、CV3の方が酸味・辛味が強く、(美味しいかどうかは別として)味だけは感じやすいです。
PAX3はCV3やSTARRYとは全く別物で、私の好みでは圧倒的にPAX3の喫味です。もうCV3へ戻れる気がしません。
また、今までに吸ったミドルレンジ機は特に吸い始めに生っぽさを感じ、鼻から吐くと妙にピリピリしましたが、PAX3には生っぽさが無く、鼻から吐いてもほとんどピリピリしません。

ドローはシャグの詰め具合に大きく左右されますが、MTL(煙草吸い)しやすい重めの吸い心地です。逆にDL(直肺)はし辛い重さのドローです。
ミスト量は多くも少なくもなく、そこそこといった印象です。
徐々に味は薄くはなりますが、約10分間ほど喫味が続きました。

ボトムチャンバーですので本体下部は熱くなりますが、シリコンカバーなどを欲しくなるほどではありません。(使用環境による)

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約10分間の喫煙後ですが、上面は乾燥した程度でほとんど色も変わっていません。

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チャンバーやスクリーンに汚れは見られません。

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ポロッと気持ちよくシャグポン出来ます。

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シャグを割ってみたところ、予想通り熱源から遠い上面中央ほど明るい色のままです。
設定温度が低めですので、こんなものだと思います。

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マウスピースと本体にミストが結露しています。
小まめに拭き取ることで故障を回避出来るそうです。


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CHOICE DARK CHOCOLATE(チョイス・ダークチョコレート)
CHOICE DOUBLE VANILLA(チョイス・ダブルバニラ)

2つをまとめたのは、どちらも不味かったためです。
どちらもフレーバーの香りは驚くほどよく出ますが、ケミカルっぽい味が強く美味しくありません。
開封時からしっとりと保湿されたシャグのため、結露(ジュース)多めでした。

一応CV3でも吸ってみました。
 香り  :PAX3>>>>>CV3
 ケミカル:PAX3>>CV3
ケミカルっぽさが控えめなCV3の方がまだ吸えないこともないですが、CV3はフレーバーの香りや味が非常に弱く、特にダブルバニラはほぼバニラ感がありません。
恐らくPAX3は味と香りをよく引き出せているがためにケミカルっぽさが強く、チョイスのシャグが駄目なだけだと思います。
ちなみに、どちらもFENiXで吸うとケミカルっぽさはほとんど無く美味しく吸えます。

※追記
適度に乾燥させてから吸ってみたところ、ケミカルっぽさが無くなり美味しく吸えました。
元々がかなりしっとりしていましたので、乾燥させてもミスト量とフレーバーは申し分ありません。


DJANGO 100%TABAC サンプル(ジャンゴ 100%タバック)

無添加・無香料のシャグは終始生っぽい味がして苦手なため放置してあったのですが、試しに吸ってみました。
吸い始めからも生っぽい味は無く、バージニアブレンド特有の甘みがありつつも酸味はほとんど感じず、普通に美味しく吸えました。
乾燥気味の無添加であったためか、喫味の持続はチェ・シャグに比べて少し短く、結露も少なかったです。
PAX3では無添加のシャグも美味しく吸えることが分かりましたので、シャグの選択範囲が広がりました。

クリーニング

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煙道のクリーニングには主にベビー綿棒やモールを使用しますが、付属のクリーニングブラシを利用した方が簡単で消耗品の残量も気にしなくて良いです。
適当なサイズに千切ったティッシュペーパーを、クリーニングブラシ先端に巻きつけて出来上がりです。

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付属のクリーニングブラシは長さと硬さがあるので、楽に煙道のクリーニングが出来ます。

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チャンバーの汚れは無水エタノールではあまり落ちませんでした。
一旦加熱させた後に電源をOFFにしてから、アルカリ電解水を染み込ませた綿棒で擦るのが効果的です。加熱させたままクリーニングはせず、冷えたら加熱→電源OFFを繰り返します。
アルカリ電解水を使用した後は、無水エタノールか水を染み込ませた綿棒で拭き取った方が良いと思います。
先端の尖った金属棒などを使用すると、チャンバーに傷が付きその傷に汚れが入り込みさらに取り除き難くなる恐れがあるので、チャンバーを傷付けない方法でクリーニングすることをおすすめします。


おすすめのクリーニング方法
マウスピース 拭き取り、水(お湯)洗い
煙道 付属のクリーニングブラシにティッシュ
ノーマル/ハーフ
オーブンリッド
拭き取り
※メーカーサイトに「水に浸けるな」と記載されています。
 恐らく内部に水が溜まるためだと思われます。
Sendyオーブンリッド
(金属部分)
熱湯に浸けた後ブラシで擦る
スクリーン 熱湯に浸けた後ブラシで擦る
チャンバー 加熱した後にアルカリ電解水を塗布した綿棒で擦る

ミストが結露して出来たジュースが高熱部分に触れると黒く焦げた痕になりますが、これを取り除くのに一番効果のある方法は、熱湯に浸けた後に硬めの歯ブラシなど又は付属のクリーニングブラシの先端で擦ることでした。
冷えたスクリーンをアルカリ電解水で擦っても、ほとんど焦げは落ちませんでした。

チャンバーには熱湯を注ぐわけにはいきませんので、適度に暖めながらアルカリ電解水を使用する方法に落ち着きました。

煙道のジュースがチャンバーに下りることが焦げの主な原因ですので、小まめに煙道クリーニングを行えばチャンバーやスクリーンの汚れが抑えられます。

しばらく使用してみて

185℃、フレーバーモード、フラットマウスピース、3Dスクリーン、Sendyオーブンリッド(高さ10mm)の組み合わせに落ち着きました。

当初、3Dスクリーンはシャグを捨てる時に落ちてくるので嫌って使っていませんでしたが、煙道を頻繁にクリーニングすることと、Sendyオーブンリッドを使用するとシャグがオーブンリッドにくっ付いて来るため、シャグと一緒に3Dスクリーンを灰皿に落とすことが無いので、ノーマルスクリーンよりも使い勝手が良いです。
3Dスクリーンによる味やドローの変化は、鈍感な私にはあまり分かりません。

マウスピースはライズドよりフラットの方が吸い始めが特に味を濃く感じますが、私は極端な違いは感じませんでした。
ライズドは口の左右から余分な空気を吸い込みやすいため咥え方(吸い方)の問題が大きく、上手く吸えれば然程差は無いと思います。
メインテナンス性の良さや結露量が少ないのは圧倒的にライズドです。

シャグは指でしっかり詰めた後、さらにSendyオーブンリッドで押し潰す感覚がある量が最適だと思います。
CV3を使用していた時と比べチャンバーに詰める量が減ったため、シャグの減りがかなり遅くなりました。

バッテリー持ちは13セッション前後使う私の場合は1日持ちません。
リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電しても問題無いはずなので、小まめに充電するようにしています。
充電し忘れや万が一の故障を考えると、やはりもう1台欲しいところです。
1日持ち出す場合は、モバイルバッテリーか2台持ちが必要だと思います。

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少し飛び出たネジ部分にシャグが引っ掛かって付いてきますので、軽く指で押すとポロッと外れます。
シャグポンならぬシャグポロといったところでしょうか。

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ノーマル/ハーフパックオーブンリッドでは、今のところ100%シャグポンです。
Sendyオーブンリッドでも、今のところシャグが崩れたりすることは無く、100%プレートにくっ付いてきます。

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1日13セッション前後で1週間使用しました。
徹底クリーニングした後の状態というわけではなく、毎日行うリーニング後の状態です。
クリーニング頻度は、頻繁に行うのは煙道とマウスピースの結露取り、チャンバー・スクリーン・オーブンリッドのクリーニングは1日1回です。

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プッシャープレートと3Dスクリーンの溝の汚れは落とし難いですが、この程度までなら熱湯に浸けて擦るだけです。
ノーマルスクリーンは最初の頃に少し使っただけなので、裏側に少し色が残っている程度です。


2018年8月13日 追記
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Sendyオーブンリッドよりハーフパックオーブンリッドの方が美味しいことに気づきました。

喫煙後のシャグを見てみると、ハーフパックオーブンリッドの方がチャンバーへの接触面が広く、何故かシャグの上面まで熱が通っています。
シャグを割って中を見てみても、ハーフパックオーブンリッドの方は中心まで完璧に熱が通っていることが分かります。
また、Sendyオーブンリッドよりハーフパックオーブンリッドの方がドローが重く好みですし、掃除も楽です。

ハーフパックオーブンリッドのクローン品は仕上がりが良くないので、何かのついでの時に純正品を購入するつもりです。

10年保証について

PAX3の特徴である「10年保証」ですが、PAX Labsはアメリカ国内以外への発送はしてくれませんので、日本から保証を受ける場合はアメリカでの受け取り代行(転送サービス)を利用する必要があります。

また、送料は全てユーザー負担になりますので、1経路2,500円とした場合、
 日本 → PAX Labs → アメリカの代行屋 → 日本
となり、代行費用なども加味して10,000円は見ておいた方が良さそうです。

費用と手間、発送から返却までの日数を考えると、万が一の時に保証を受けるかは微妙なところだと思います。

※実際に保証を受けたことはありませんし、保証を受けた方の話を聞いたこともありませんので、あくまで予想です。

購入方法

唯一良心的な価格でPAX3を販売していた国内ショップが取り扱いを止めてしまいましたので、海外ショップで購入する必要があります。

今回私は、アメリカの独立記念日セール中だったThe VapeLife Storeで購入しました。
PAX3:$160.0(30%OFF)
送料:USPS First-Class Package $23.5
合計$183.520,758円[レート113.123円])

発送方法についてですが、「USPS First-Class Package」は格安の国際普通郵便のため「紛失・破損」などの補償が一切ありませんし、追跡もアメリカ国内のみです。(日本の優秀な郵便局とは違い、紛失は珍しくないそうです。海外通販の場合USPS・FedExに限らず、製品パッケージをビニール袋に入れただけ(内側にプチプチがあれば良い方)の状態で発送されることがほとんどです。)
商品が高額な場合は、少々送料が高くなっても「FedEx」を選択することを強くおすすめします。但し、FedExの場合は関税の請求をされる確率が高いです。法ですので支払うのは当然ですが…
セール中ではなくFedExを選択しても、25,000円前後で購入出来る海外ショップが多いです。

The VapeLife Storeの場合、注文から2営業日後にshipmentメールが届きましたが、USPSの追跡によると翌営業日には出荷されていたようです。6日後に成田に到着し、5日後に配達されましたので、注文から約2週間弱で届きました。
FedExを選択すると、1週間ほどで届くそうです。

海外通販は一度経験してしまえば簡単ですので、是非チャレンジしてみてください。

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利用者が多い(10%~OFFクーポン使えることが多い)

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PayPal決済が可能(クーポンはあまり発行されない)

USPS First-Classのリスクを承知でとにかく安く(10%~OFFクーポン常時有り)


2018年08月31日追記

Planet Of The VapesでPAXのアクセサリを3点(約$39)購入してみました。
アクセサリ類のみ購入の場合は発送方法で「USPS First-Class Mail International $9.95」が選択出来ました。
PayPal決済、注文から8日で到着、日本国内も追跡可、Planet Of The Vapesから配達完了メール有り、とかなり良かったです。

まとめ

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トップチャンバーではチャンバー下がクリーニング出来ない機種が多いため詰まったら終わりですが、ボトムチャンバーの場合は煙道のクリーニングという手間はあるものの、ミスト経路を全てクリーニング出来る強みがあり安心です。
チャンバーと煙道がステンレス製のため、放置し過ぎるとこびり付いた焦げを取るのに苦労しますので小まめなクリーニングを推奨します。
そういった意味では、クリーニングは楽であるものの、あまりに物ぐさな方には向かないかもしれません。

喫味は好みの問題ではありますが、私にはミドルレンジとは比べ物にならないくらい良く感じ、大満足です。
また、セッションタイムの概念が無いので決められた時間内でスパスパと吸う必要が無く、フレーバーモードでゆったりだらだらと喫味を持続させて吸えるのが最高です。
紙巻タバコの時はコーヒーや酒を飲みながら吸うことが多かったにも拘らず、ヴェポライザーにしてからは飲みながら吸うことはなくなっていましたが、PAX3にしてからは飲みながら吸うことが多くなりました。

問題は、セールで安く購入出来たとはいえ約21,000円もしたので、私としては最低でも1年以上、出来れば2年間は使えないと困ります。
内蔵バッテリーの劣化はともかくスイッチの故障が心配ですが、使い心地を犠牲にするような過度な対策をするつもりはありません。
メーカーの定めた通常使用をし、小まめに結露を拭き取りながら使用し続けていきますので、万が一故障した場合はこの記事で追記報告します。

今のところ総合的には大満足で、11月のブラックフライデーセールに買い増しも考えています。

ミドルレンジ機からのステップアップに、初のハイエンド機にもおすすめです!


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